オオクワガタ用産卵木販売
オオクワガタ飼育 オオクワガタ等産卵木販売ヤマモファーム

      国産オオクワガタの累代飼育

 大型固体、美形固体作出への道のりは遠く、いろいろ課題も多いのが現状です。感とセンスを活かし、皆さんも拘りを
もってオオクワガタ飼育を楽しまれては如何でしょうか!

 オオクワガタの生息分布と体形差

 オオクワガタは北海道から九州・対馬半島にかけほぼ全域に分布しております。東北地方では多くがブナ林に生息し、南関東から中部〜九州地方などはクヌギやナラ林等などに多く生息しています。体型などは東北地方が細身、南関東から西の温暖な地方になるつれ太目な大型固体が多いなどと云われています。日本の各地域による異変は差ほど無いのが現状です。東北地方の寒冷地に比べ、温暖な地域でオオクワガタが生息し、大きな樹に産卵行動を起し累代が進めば自ずと大きな固体が生まれるのも頷けます。

 自分のスタイルでの楽しみ方

 累代飼育を楽しむ上で重要なのは自身が目標・目的をもってクワガタ虫とどう向き合うかで大きく趣味が
分かれます。ただ漠然と飼育する方と飼育に拘りを持ったスタイルの二通りが有ります。
拘った飼育スタイルでは大きさ・容姿・体バランス・産地の詳細・顎幅・頭幅・前胸幅・腹幅、厚みなど
各部のサイズに拘った累代飼育法が有ります。

 オオクワガタの成虫入手法
 
 オオクワガタの入手方法として大きく分けて二通り有ります。自分で採集する自己採集法と累代飼育品を
購入する方法です。前者の自己採集法は樹液採集・灯火採集・材割採集とに分けることが出来ます。
累代飼育品は、昆虫専門ショップやペットショップにて購入します。ほとんどの方は後者の累代飼育品を購入し
飼育を楽しんでいます。

 
 自己採集法 1 樹液採集

 
樹液採集は初夏から秋口にかけてクヌギやナラの広葉樹の樹液に集まるオオクワガタ等昆虫を採集する方法です。5〜9月の期間、夜な夜な野山を駆け回り、懐中電灯を握り締め夏の間ほぼ毎日採集に行かれる方がおられます。なかなかオオクワガタを見つけることは困難で有り、ひと夏に1頭でも採集が出来たなら幸運の持ち主とされるでしょう。オオクワガタは樹洞と呼ばれる大樹に穴が空き中が空洞、もしくは樹中が朽ちている・樹液が出ている場所に巣くっております。オオクワガタの大顎は樹皮の捲れ上がった隙間に入りやすい様に出来ている為数センチの隙間やツルとの極小隙間など体が入れ隠れる場所などに居ます。日中はノコギリ・コクワ・ミヤマクワガタなど昼向性のクワガタが樹液を占領していますが夜間にはオオクワガタが隠れ場所から外に樹液を吸いに出てきます。オオクワガタは凄く臆病なクワガタで人の物陰や足跡、光など敏感ですので採集はポイント近くに到達したらライトはあまり灯火けずに近寄ります。ポイントへ到着したならば樹の下部からゆっくりと上部へライトを照らします。ほとんど樹上部の洞などの住処が確認できない場所が多い為、登っては確認の繰り返しです。昼間の木登りも危険ですが夜間の木登りは大変危険ですので十二分に注意が必要です。洞や樹皮の捲れなどに成虫が確認できたならば中奥に逃げられないようにスポークやタオル、ドライバーその他を駆使してかき出します。洞の奥に入ってしまった場合などは時間を掛けて移動を待つか他を視てきてからまた最挑戦、中にはタバコの煙を吹きかけ噎せて出てきたオオクワガタを捕まえる方法や心無い方などは煙幕花火などを駆使して這い出させる方がいます。(花火は樹液の渇性や火事につながり絶対に危険)昼中採集はスズメバチやムカデ、山ヒル、漆などの注意を怠ることの無いように採集をします。夜間採集よりは周りなどが確認できる為、事故回避が容易ですがはめを外さないように注意が必要です。


 自己採集法 2 朽木割り採集

 クヌギ、ナラ、ブナ、ヤナギなどの立ち枯れに付いたカワラ茸やニクウスバ茸他の腐朽菌に侵食された朽ちた樹に斧を入れ天然のオオクワガタの幼虫・成虫を採集する方法です。夏季には樹液採集がメインとなりますが冬季は来期のポイントの発掘と同時に材割採集がメインとなります。オオクワガタの雌が穿孔した後が確認できたなら穿孔した周辺から斧を入れ削って行けば良いのですがなかなか確認は困難で、初めは目利きの手馴れた方と一緒に採集をされると幼虫が居る場所が解りやすいでしょう!自然破壊を減らす為、やたらめっぽうに斧を振り落とさずにピンポイントでの採集が望ましいでしょう。削っていくと食痕と云われる茶色く幼虫が食い進んだ後が見つかったならば斧やドライバーその他を駆使して幼虫を掘り起こします。その時注意する事は初めは細い食痕だったものが段々と太く成り出したり、そろそろ幼虫が顔を覗かせようと判断したならばゆっくりと又慎重に作業を心がけます。逆にまだ孵化して間もない幼虫などは食痕も細い為つぶさない様に作業します。密集して食している時も有ればおのおのが新しい餌を求め食い進んでいる時などさまざまな様が連想されますので4感をフルに働かせてオオクワガタの幼虫を採集します。中には蛹室など見つかる事も有ります。ぽっこりと穴が開き中に成虫が顔を出したり、せっかく見つけたのに樹の樹皮から遠くへ蛹室を造ってしまったばかりに成虫になっても脱口出きずに死んでしまったり、寄生峰の幼虫に食されたりと様々なです。東北、関東、中部地方では平野・山間部などの大樹その他の立ち枯れ採集が多いいのですが、九州地方の筑後川流域などは細い柳などの立ち枯れから幼虫が採集されたりもするそうです。

 自己採集法 3 灯火・灯火周り採集

 山間部の道路脇街燈や自販機、工事作業の灯光機などの光に集まるオオクワガタを採集する方法です。6〜9月頃にかけて全国で行われています。有名な産地は東北地方です。福島、新潟、山形、青森地方はブナの生い茂る広大な山林が広がります。ブナ帯に潜んでいるオオクワガタが光を求めて飛来してきた所を採集します。夏になると夜な夜な車を走らせ街燈周りを楽しむ採集家で賑わう産地も有ります。中には強豪な方が居られ個人で灯光機、発電機を購入し幕を張り灯火の採集を楽しまれております。月齢をよみ風向き、天候、立地条件で飛来数が違います。回数を重ねるに従いおのずと飛来数の高まるパターンが解って来るようです。灯火周り採集は自販機やゴミ箱の下、隙間などこまめに動いた方や前者の後にたまたま見つけてしまった運の良い方など様々です。やはりこまめで採集回数の多い方に軍配が上がるようです。最近は何千ワットもの灯光機を駆使しての採集、騒音、ゴミの置きざり他などで地元との方とのトラブルが多発しているようです。やはり採集家のモラルが問われます。

 ショップ購入
 昆虫を販売している専門店やペットショップにて購入する方法です。天然採集固体を販売しているお店も有りますが、殆んどが類代品になります。各県の採り子と呼ばれている採集者から天然集固体を仕入れ自家・ブリーダーにて繁殖させた固体を販売しています。中には極太の固体も出現しユーザーの好みの固体を購入できます。購入するに当たり注意する点は成虫が元気でいるか?手・足・爪・触覚は欠けていないか?餌は食しているか?手に取った時しがみ付く力は有るか?重さは有るか?いつ羽化したか?産地は何処か?サイズ・兄弟は?等いろいろ質問等し手にとって吟味する事をお勧めします。可能なら親虫・兄弟も拝見させてもらうとよいでしょう!購入後、虫と永く付き合うわけですので自分好みの虫を探し大切に飼育・累代することをお勧めいたします。可能ならこずかいの許せる範囲での購入をお勧めします。ショップに通い店主と仲良く成ると思いがけない良質固体を購入出来ることも有りますので随時チェックが必要ですね!

 累代飼育方法

 @材飼育方A菌床飼育法Bマット飼育法の3つの飼育法が有ります。自分に有った累代方で飼育すると良いでしょう!天然オオクワガタギネス固体は76〜77ミリと伝れておりますが、現在の飼育固体は優に82ミリをオーバーし、各ブリーダーの努力と飼育技術の向上がみて伺えます。是非大型ギネス固体を狙いたいですね!大型を狙いつつもスタイル・バランスに拘り美形なオオクワガタを目指すブリーダーが沢山おられます。

 @材飼育
 
 
 飼育する中で、自然により近い飼育方法です。材割後に小さな初令幼虫を穴を空けた飼育材(産卵木)へと投入します。セットの仕方は広葉樹の加水済み粉砕マットを用意し、飼育材(産卵木)を1〜3時間ほど加水し、半日程影乾しをします。飼育材の加水は材の状態で加水時間を判断してください。産卵セットと同じで良いでしょう。加水しすぎますと飼育材の腐朽が早まります。もし加水しすぎた場合は、マットに水分を逃がすように乾燥気味のマットを用意しましょう。通常は握ってダマが出来る位が良いでしょう。幼虫1頭に1本の飼育材で飼育します。小ケースに入る位の飼育材を使用します。なかには初めから中ケースに太目の飼育材を入れ飼育される方もいらっしゃいます。これは個人の飼育スペースや飼育の拘りでどちらでも構いません。3〜6ヶ月後に幼虫の生存確認と同時に雄雌の判断のため飼育材を割ってみます。雌雄とで飼育材の太さをかえてセットし直します。後は飼育材の状態や飼育日数で交換をします。メスは1〜2本目で羽化します。雄は数本の交換後に羽化しますが、交換のポイントは飼育材を手にとって親指で飼育材をそーっと押してみます。フワッとしたらそこの部分は幼虫が食べた痕です。満遍なく探ってみると良いでしょう。6〜7割位が柔かく感じたら即交換です。まだまだ硬いようでしたらもう少しそっとしておきましょう。材飼育は菌床飼育と違い1〜2年もの歳月を要しますが飼育材を割る瞬間がなんともいえずドキドキ間がたまりません。材飼育の虫は長寿とも云われています。容姿も天然固体に近い成虫が生まれます。また、良い事ばかりでは有りません。飼育ケースが多く並び飼育スペースを取り、虫部屋が直ぐに満ぱん状態に至ります。飼育時間も2倍程掛る事が多々有ります。長時間の飼育ですのでマットの渇きなどは要注意です!

 A菌床飼育
 
 今現在、オオクワガタ飼育の主流は菌床飼育です。一昔前まではマット飼育が主流でしたが、キノコ栽培用のポリボトルやガラス瓶などに菌床を詰め込み、菌(オオヒラタケ・ヒラタケ他)の回った物に幼虫を投入して約1年程で羽化させる飼育法が菌床飼育法です。手参らずの飼育?常温飼育でも75.0mm程の国産オオクワガタでしたらそう難しいことでは有りません。産卵木から割り出した初2令の幼虫を菌糸ビンへと投入後、3ヶ月ごとに交換すれば1年後には立派なオオクワガタの誕生です。と、ここまでは通常の飼育ですが、より大きなオオクワガタを作出するには工夫を駆使しなければ成りません。まずは、種親の選択から始まり温度・湿度管理・菌床の選択・技術面・運?などいろいろな条件が必要です。なんといっても菌糸瓶交換のタイミングはなかなか難しく、瓶越しには落ち着いて食していると思うと突然動き出したり、外からはまだまだ残っており瓶交換は後だな、と思いきや中身は食いつぶされたりと、経験・技術に左右されます。雰囲気も有りますが、各固体が同じ親から生まれても1頭1頭皆違いますので、観察日記などデータを残すことが大切です。幼虫だけではなく、菌糸ビンは生きており食するに最高な条件はそう長続きはしません、段々と朽ちていきます。この過程で幼虫と共存させるんです!まずはオオクワガタの幼虫は何を食べ、食べたものをどうしたら幼虫の実になるようにする事が出来るかが解っていないといけません。分解→吸収→合成をたすける酵素などの研究や微生物学・遺伝学などの科学的な自分研究が大切です。卵→幼虫→蛹→羽化と完全変態をする虫なので楽しくも気を抜けないのがクワガタ飼育です。また、せっかく大きく育った幼虫が無事に蛹に成れず蛹化不全や蛹化したにもかかわらず成虫に成れず羽化不全をおこしてしまうなどいろいろなトラブルが予想されます。難題を克服した時に容姿の整った大型国産オオクワガタ虫が誕生するのでしょう!

 B醗酵マット飼育
 
 醗酵マット飼育は、広葉樹の粉砕マットにフスマや薄力小麦粉をなどを添加し、数ヶ月の醗酵を終えたマットを幼虫飼育瓶などに詰め、数ヶ月ごとに交換し羽化まで飼育するというスタイルをもった飼育方法です。今では菌床飼育が主体ですが、今なおマット飼育でのブリーダーは多く存在しております。オオクワガタに限らず数多くの虫種を育て上げる事が出来るマットです。醗酵マットを作り上げるコツは10L位でも作り上げることは出来ますが、大量のマット・温度25℃以上の場所で作ることです。冬場などのマット作成ではマット中心部は発熱しますが、外側は温度が逃げてしまいます。出来るだけ多くのマットを使用し夏場、気温の高い次期を狙って醗酵マット作成する事をお勧めします。作成方法は衣装ケースなどの大きなケースに粉砕マットを入れ、フスマや薄力小麦粉などの添加剤を5〜10パーセント程入れて良く撹拌します。水を入れマットに馴染ませます。この時注意する点は、マットを握って崩れない程度に加水する事です。多くても醗酵どころか腐ってしまいます。また、少な過ぎても醗酵熱で乾いてしまいます。適度の加水が大切です。初めての方は少量の加水から始めましょう。後からでも加水は出来ます。混ぜ終わったらマット上部を軽く手で押し固めます。マットに空気穴を数箇所天井から空けます。沢山の酸素が無いと良く醗酵してくれません。上蓋をする前にコバエなどの進入を防ぐ工夫をし、上蓋をして完了です。直射日光などを避け、風通しの良い場所で管理します。5日程したら1回目の撹拌をします。十分に撹拌し多くの酸素を取り入れます。2〜3目回は1週間の期間を明け撹拌作業をしましょう!数回の後にマットの色が茶色に変色してきます。撹拌時に今まで有った醗酵熱が無くなったら完成です。使用する量だけ取り出したら後はPP袋(土嚢袋)などに小分けして乾燥に勤めます。乾燥すれば2次醗酵などを防ぐ事が出来、腐る心配は有りません。幼虫の飼育に使用する場合は一旦ガス抜きを施してから使用します。そのままガス抜きを怠り使用すると2次醗酵し、発熱・醗酵の際、大量の酸素を必要とするために幼虫と酸素の奪い合いをしてしまい最悪幼虫の死亡に至ります。十二分に気をつけて使用することをお勧めします。(製品醗酵済みマットを購入の場合もガス抜きは必至です。)醗酵マット入り幼虫飼育瓶の作成はすり鉢棒や専用菌糸詰めなどの器具を使用し固めに詰め込みます。使用するにあたり、1週間ほどの期間を置いた方が落ち着いてよいでしょう。幼虫の投入ですが瓶の上部に幼虫の入る穴を空け投入しますが、この時、全ての幼虫を投入するのではなく2〜3頭ほど投入し生存確認します。全て生存していれば問題なく残りの幼虫郡を投入することが出来ます。以下2〜3ヶ月ごとに幼虫の食いを視ながら瓶交換して行きます。1年程で羽化するでしょう。マット飼育の良い点は菌床飼育などと違い温度帯を気にせず、気候任せで常温飼育する事ができます。

 国産オオクワガタ累代飼育について

@飼育用品の準備
A種親の選択
Bペアリング(ハンドペアリングについて)
C産卵木の選択
D産卵セットの準備 12
E材割
F幼虫・成虫管理表の準備
G幼虫飼育(菌糸ビンへ投入)
H人工蛹室への移行条件
I成虫管理
    
産卵木販売・ 成虫販売・ 幼虫販売・ 材への拘り・ お問い合わせ


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